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地球の自然治癒力

 

そういえば。

高尾山からの帰り道、高尾山口駅前にスーパー銭湯が建設されているのを目撃しました。あぁ。これで川が一気に汚れますね・・・。

温泉・銭湯大好きの私ですが流石にこの山の中、川の上流にこれが建つというのは心が千切れます。

ハイキング後の温泉やお風呂は最高です。そして高尾の駅周辺には便の良いお風呂や銭湯が無いので、お風呂好きにはもどかしいエリアである事はよく分かります。が、山や自然を愛してそこを訪れる人々が、下山後直ぐに入れる便利で快適なお風呂という一時の愉しみのために、それまで美しかったその地域とそれ以降の川や自然が汚れることを嬉しがるものでしょうか。かなり疑問です。個人のイマジネンーション力とそれに基づいて行動する強さを持つ事はとても大事だと思います。

高尾に移ってきた理由の一つは、通勤圏内であるのに川の水が未だ澄んでいて気持ちのよい空気が流れていた事ですが・・遂にここの自然も、特に必要不可欠という訳でもないのに、単に人間の浅はかな欲求とそこに目を付けたお金儲けのために冒されてしまうのですね。

人間たちが自然を潰すことにより自らの首を絞めて消えてゆく滑稽な様を、地球(自然)は今のところ我慢強く眺めているのかもしれません。

人間たちは一時的な繁栄を目的として存在しているのでしょうか。それとも長く存続してゆく事を目指しているのでしょうか。人間たちは、自賛する"賢さ"により、それはそれは様々なツールを生み出して他の存在達をコントロールしているつもりになっているかもしれません。が、本当に賢いかどうかは、彼らがどれだけの間地球と共存し地球に存在していられるかにより計れるのかもしれません。

国とか人種とか考えが違うとかで目を吊り上げている場合ではありませんよね。人間は人間、というより宇宙/地球/自然の生命体の一部ですよね。他国の人間(?!)と戦うとか・・。もうそんな時代ではないですよね。隣の垣根なんてそもそも存在しないのに。自然や他者を痛めつける事で私たちは自らを痛めつけているのです。

 

それともう一つ・・。

高尾駅前には巨大マンションも建設中です。敷地となった場所にあった、何本もの巨大な、長年生きて来た美しく壮観な長老の杉達が、数日の間に跡形もなくなっているのを目にしました。人間が作ってしまった、こういう経済をベースにした社会システムを回していくための常套手段がまたもう一つ執行されています。自然を潰す上で成り立つコピー&ペーストの空間。本当はもう要らないという口を押し開けて何とか需要を生み出しているように思えてなりません。それが巡り巡って自らを苦しめる事になると分かっていても、そうしないと操業できない、もう止められないのですね。

移り住んで来た沢山の家族が、コンビニで買ったポリエチレンに包まれた化学食品を持って、すぐ近くの高尾山と麓の川の上流にある銭湯に毎週通い自然と一方的に戯れさせてもらうのでしょう。化学物質そのものの洗剤と体の中の化学物質が川を下ってゆくのでしょう。

私たちが自然治癒力によって病気や細菌を消滅させているのと同様、地球が私たちを調和しない異物の細菌として認識したら・・地球の自然治癒力により私たちも消滅でしょうか。既にその兆候が現れているような気がしてなりません。

とても長くシビアな内容になってしまいました・・。が、自然に過度に依存しているばかりでなく共存して調和できるよう、何とか道を見つけられないものかと思います。

 

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高尾山の中の川の上流